『70号室の住人』から見る大晴さんの初対面二者間会話でのダウンシフトのお話。
●はじめに。
こんにちは。こんばんは。お久しぶりです。
ご来訪くださりありがとうございます。
ただいま、11月6日深夜0時をまわったところ。
なぜこんな時間からはてブを書き始めてしまったのでしょう。
そう、なぜならそこに、大晴のダウンシフトがあるから___
というわけでさっそく始めていきます。眠たいのでね。
今回のはてブは、かなり私の思ったことを徒然なるままに書き綴ったもののため、細かい説明などを吹っ飛ばしているところが多いかと思います。
興味を持っていただけた方は、過去はてブを漁っていただけるとまだわかりやすい用語の説明などもある…かと思います。
●まずは、ちゃんとしたオタクっぽい入りをしてみる。
2025年11月5日、大晴さんソロ活動開始後初めての地上波生放送出演✨️
TOKYO MXさんの『70号室の住人』という番組に大晴さんが出演しました。
えー、オタクっぽいこと、もう言えません。
本題入らせていただきます。
●初対面二者間会話って、もうそれだけで最高。
番組内のMCの遠山さんと大晴さんは今回が初対面とのことでした。
もちろん番組始まる前とか、もしかしたら数日前に打ち合わせなどで会ったりはしてるのかもしれないけれど、会話分析においては初対面と言い切ってしまって問題ないと思われます。
みなさんご存知大晴さんは26歳なりたてほやほや。
MCの遠山さんは現在46歳と、年齢も少々離れています。TVerのアフタートークを見たところ大晴さんのお父様とほぼ?同い年だとか。
そのため、ヨコの距離=心的距離においても、タテの距離=社会的距離においても、どちらも【遠】であることは一目瞭然です。
そもそもこのヨコorタテの距離が【遠】であると明確なときのダウンシフト分析って非常に楽しくって、はい、えっと、これはまたちゃんと書きますいつか…。
話を戻しまして、大晴さんと遠山さんのお話。
ただ、通常の初対面二者間会話と違うのは【エンタメ】であり【視聴者がいる】点。
この特徴によって、単に初対面の二者が関係値を築くためだけに会話をするわけではなく、第三者がエンタメとして許容しやすい会話のテンポや内容である必要があると考えられます。
言い方難しいですが、まあ、堅苦しくて人見知りしまくってる会話をテレビで見せられたらちょっと困るよね〜、という、そんなかんじ(ほんとか?)。
●まず、"形から"のヨコの距離の縮小を試みる2人。
というわけで番組が開始します(番組開始までに1000字書いててすみません)。
番組冒頭から、遠山さんはタメ語と敬語混じり、大晴さんはス敬語で会話をしているようす。
このね!!!!!!
ス敬語ね!!!!!!
いいですよね!!!!!!
ス敬語ってそもそもなんやねん、と思われた方、興味を持たれた方はぜひこちらをご覧ください⬇️
大晴さんって、私たちファンに対してはあまりス敬語を使う印象はないんです。最近であれば、タメ語のほうがもうメインでしょうか。その中で文脈によってアップシフトして(通常のデスマス調の)丁寧語を使用している印象。
一方、YouTubeとかFC配信中とかにスタッフさんと話しているようすを見ると、度々ス敬語が出てきます。
ここでは詳しく触れませんが(詳しく触れるはてブを書こう書こうと思って早1年……)、【アイドル対ファン】の構造をヨコの距離とタテの距離で語るのって複雑だなと考えていて。
与える/与えられる の関係は考え方によって両者とも成立するし、年齢や地位といった一般的な社会的構造は排除されている、絶対的にこの関係値を超えて接近することはないけれど、だからといって他人行儀ではなくいかに"親近感"を抱くかや"生活・人生の一部"と感じられるかがある種の愛情のような、なんていうか難しいのですが、そういった、実像の距離と理想あるいは感覚としての距離にギャップがある、と考えられます。
そのため、敬語とタメ語の使い分けが起こる場面においては、その発話においてアイドルとファンの"どの関係値の距離感を最優先するか"が発話スタイルの選択の決め手になっているのではないでしょうか。
すみません詳しく触れませんと言った割にまあまあ語ってしまいました。
で、そういった複雑で近くも遠くもある【アイドル対ファン】の関係値の中には、ヨコの距離【近】&タテの距離【遠】を明確に示す場面が、おそらく少ない。全アイドルがそうかはわからないけれど大晴さんのみで考えたときにね。タテの距離がうまれる(かつアイドル側が敬語を使う側、ファンが"目上"側になる)ときに、アイドル側が、自分のほうが立場が下なのは明らかだけどでも自分とみんなは仲良し♡みたいな場面ってなかなか見ないと思うんです。
なんの話かというと、だから、大晴さんが我々にあてている発話ではス敬語が少ない、ということ。
なっげ〜〜〜〜〜〜失礼しました。
んで!そっからさらになんの話かというと、だからといって大晴さんがス敬語を使わない、というわけではなく、今回の遠山さんのような絶対に崩れないタテの距離【遠】の相手と距離を詰める際には積極的に使用している、ということ。
通常のデスマス調の丁寧体もス敬語も敬語の一種として取り扱われることが多いですが、その使い分けが比較的わかりやすく、大晴さんの中でその使い分けの基準があるのだろう、ということが考えられます。
はーーーーーーーーあ、やっぱ大晴さん言語学やろうぜ?
●本題のダウンシフト。
そう、本題はね、ダウンシフトなんですよ。
ただなぜその前にス敬語の話をしたか、なんですが、ちゃんとここにも理由があります。
初対面二者間会話のダウンシフトを観察した先行研究はいくつかありますが、それらは通常タテの距離【近】でヨコの距離【遠】である二者(同い年の初対面、とか)がどのような会話をするか、という場面が多く見られます。
そして、多くの場合、【遠】であるヨコの距離(親密さ)を近づけるためにダウンシフトをする、というのがすでに先行研究で示されています。
しかしながら、上記のとおり、大晴さんは絶対的タテの距離【遠】である遠山さんに対して、ス敬語を使用することでヨコの距離の接近を常時試みているため、同様の目的でダウンシフトをすることはない、と予想できます。だっていわばス敬語を使う理由とダウンシフトをする理由っていっしょなんだから、ね。
だからこそ!!!!
ここで大晴さんがダウンシフトをするのが!!!!
おもろいんですよ!!!!
さて、ひとつずつ拾っていきましょうか。
最初のダウンシフトは、番組開始3分程度経ったあたり。
遠山:でぇ
福本:はい
遠山:僕はちょっとはじめまして、
福本:はい
遠山:でして
福本:はいはじめましてですね
遠山:どうも
福本:でもなんか初めましてな感じしないっす全然
遠山:えぇ?なんでですか
福本:いややっぱしゃべってて楽しいっすね
遠山:あれ!!
福本:めっちゃ、はい
遠山:大晴〜!!
福本:来た!いきなり来た!さっきまで言ってたのに
遠山:大晴〜
福本:いきなり大晴来た
遠山:もう横座っちゃいたいくらいでした俺いま
福本:(笑い)
遠山:それは困る?
福本:いやいや全然嬉しいっすよそんなこと
遠山:いや嫌でしょいきなり
福本:え?
遠山:ここに来たら
福本:いやいやフィットするかもしんないっすよ全然
遠山:(福本の横に座る)
福本:あ〜〜ちょっと、ちょっと嫌やななんか
遠山:(笑い)
福本:ちょっと嫌っすねなんか
はいこちらの場面。
すみません会話分析の文字起こしの規則とかガン無視で最低限の単語のみの羅列です。みなさん脳内で再生してください。
こちらの「来た!」「いきなり来た!」「いきなり大晴来た」と「ちょっと嫌やななんか」というダウンシフト。
まあここはありがちというか、相手に聞かれていることが前提の独り言的発話だと考えられます。
と、一口にまとめて言うこともできるのですが、この2つちょっと毛色が違うのもおわかりでしょうか。
これ、前半のダウンシフト、「来た!」「いきなり来た!」を丁寧体にしてみてください。
……めっちゃ変なかんじしません???「来ました!」「いきなり来ました!」って、なんの報告やねん、となりますよね。
一方後半の「ちょっと嫌やな」はその直後に大晴さん自身丁寧語で言い換えているとおり、「嫌ですね(っすね)」としても違和感なく受け入れられます。
これらの差は、描写内容の違いから生まれるものと考えられます。
「来た」というのは、聞き手(=遠山さん)の行為(ここでは「大晴」と呼び捨てで呼ぶこと)の単純な描写であり、ここに話し手(=大晴さん)の感情は字義上には現れていません。また、聞き手の行為の描写のため聞き手にとっても新しい情報はありません。
「嫌やな」というのは、聞き手の行為(ここでは遠山さんが大晴さんの横に座ったこと)に対する話し手の心内描写であり、聞き手にとってはそのとき初めて受け取る新情報です。
丁寧体は一般に、"距離を示す"形式であるため、敬意を示すという意味合いのほかに、必然的に聞き手の存在を可視化する、伝達の意味合いが強くなるかたちであるといえます。
「来た」は聞き手にとっての旧情報であるため聞き手への伝達の必要性がなく、ただの描写であることから普通体を用いており、丁寧体にすると違和感があるのはこのためだと考えられます。
「ちょっと嫌やな」は聞き手にとって新情報であるため、丁寧体を用いて聞き手への伝達の意図を強めても問題はありません。ただ、内容を見ると聞き手に対するマイナスな意見(ユーモラスさは含まれていますが)であるため、丁寧体を用いると失礼な発話を直接的に強く聞き手に向けた発言になる危険性があります。そのため最初に普通体を用いて独り言的発話にすることでその危険性を避けることができます。丁寧体を使うほうが失礼になる危険性が高まるの、面白いですよね……
はい、やっぱりダウンシフトって奥深いですよね。
ここでこんなに語る予定はなかったのですが、予定が狂いました。
それでは次のダウンシフトに参りましょうか。
遠山:じゃあ外に出てくとかそういうシーンもあったりとか
福本:それは(🤫のポーズ)それは
遠山:そりゃ出るでしょ
福本:それはちょっと24日待ってよ
遠山:いや部屋の中ではそりゃいきなり大雪降らないでしょ
福本:まあまあまあいやいやいや
遠山:絶対外出ると思いますよ
福本:まあそうなんすけどね
🎖️😍🎉💃㊗️🕺🎊🎶💃🪅
もうこの世のすべての浮かれた絵文字を集めてもこの場面を見たときの私の感情は表現できません。
ちょっとこれ一旦あとまわしにしてもいいですか?
こちらのダウンシフトについてはあまりにも語りたいことが多すぎます。
というわけで、次。
遠山:僕ね、コンタクトそれまったくいっしょなんすよ
福本:いっしょっすか?
遠山:俺けっこうね
福本:はい
遠山:えっと20個くらい溜まってますよ
福本:いやそれ
(スタッフ:えぇ……)
福本:ちょっといっしょじゃないっす
遠山:(スタッフに対して)はい?え?
福本:こんななんか、こんな引かれる?いつも同じスタッフさんやのに
遠山:え?
福本:こんな引かれる?
これはさっきの「来た!」と似た、行為の描写のダウンシフトですね。ただ疑問形であるので単なる行為の描写ではなく、第三者(スタッフさん)の行為についての確認の意味合いが含まれる、というような受け取り方もできますし、その場合はダウンシフトせず丁寧体のまま「こんな引かれます?」でも容認されます。
ただここでダウンシフトをすることで独り言的発話になり、疑問形ではあるものの聞き手からの返答を待っているわけではなく「いつものスタッフさんにまでこんな引かれてるの相当ヤバいっすよ」という感情表出の意味合いが前面に出るようになります。
楽しくなってきましたね、はい次。
遠山:Xのトレンドにも入ってるらしいよ今日
福本:え嘘やん!やば!え!
遠山:それにも関わらず
福本:当の本人は足腰重い〜って
(笑い)
福本:それはやばい!
これも感情表出の独り言的発話と言ってよいでしょう。ただ前述の、聞き手を意識した丁寧体という形式をあえて取り除いて失礼さを軽減する「嫌やなあ」のダウンシフトとは違い、ここでダウンシフトしているのは純粋に突発的に感情が口から出た、聞き手との距離感を意識するより前に口に出た動的な感情、というものです。
次もいっちゃいましょう。
遠山:口噛み酒をちょっと2人で飲み合うっていう
福本:きも
遠山:ところから始まって
福本:きもちわる急に、急にきもちわるびっくりした、急に
これ、いいダウンシフトですよね、にちゃり笑顔が止まりません。
これは前述の「嫌やなあ」と「嘘やん!」のハイブリッドのようなかたち。聞き手の行為に対する話し手のマイナス意見の表出であるため、明らかに聞き手に向けているとわかる丁寧体を用いるとかなり攻撃性が高くなるのが伝わりますでしょうか。それを、つい口から出ちゃった、みたいなかたちでダウンシフト発話にすることで攻撃性を弱めていると考えられます。
また、この「きもちわる」のあとに聞き手である遠山さんがその発話に対して、そんなこと言うなよ!的な反応を返さずすぐに次の話題に進んでいることから、遠山さん自身もそういったマイナスな対応をされることを予測していた、なんならそういうツッコミ待ちだったとも捉えられます。と考えると、大晴さんのダウンシフトは、一時的にタテの距離【遠】である実際の関係値よりも【ボケ対ツッコミ】の関係値を優先した結果とも考えられます。
このあたりまで来るとかなり2人のトークのテンポが軽やかになってきてるのがダウンシフトだけ見ていてもわかりますね。
はい、次で最後でしょうか。
遠山:僕はもうそれを楽しみに生きます
福本:いやいやそれは嘘じゃないですか
遠山:まあ嘘ですすんません
福本:嘘やん
遠山:それは言いすぎました
福本:はや
遠山:そんなわけないです
福本:白状すんのはや
こちらもかなり【ボケ対ツッコミ】のダウンシフト。なによりこのリズム感のよさね。初対面と思えないくらい気持ちいいボケとツッコミ。これ「嘘じゃないすか」とかだとリズム狂うし、丁寧語やス敬語のままだと遠山さんのボケをあくまでタテの距離【遠】のひとの発話だと捉えていることが前面に出てきてしまいおもしろさが半減してしまいます、たぶん。
………さて、ここまでで約6000字。
まだ私がいちばん語りたいダウンシフトの話に到達しておりません。みなさん、一旦肩とか回して、小休憩挟んでください。
●普通体の動詞+終助詞〈よ〉のダウンシフト、至高。
ようやくやってきました。本題です。さっきの章も本題って言ってた気がするけど、ここが本当の本題。
一度再掲しておきましょうか。ね。
遠山:じゃあ外に出てくとかそういうシーンもあったりとか
福本:それは(🤫のポーズ)それは
遠山:そりゃ出るでしょ
福本:それはちょっと24日待ってよ
遠山:いや部屋の中ではそりゃいきなり大雪降らないでしょ
福本:まあまあまあいやいやいや
遠山:絶対外出ると思いますよ
福本:まあそうなんすけどね
うん。うんうん。
いいよな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(大の字)
先程まで見てきたダウンシフトとなにか雰囲気が違うことにみなさまお気づきでしょうか。
はい。
独り言的発話では、ない。
呼びかけの終助詞〈よ〉が付与されているダウンシフト。
……ここに来て、書き進める手が止まっています。
なぜなら、
なんでこんなとこでダウンシフトしたのか理解できないから!!!!!
最初のほうに書いたとおり、絶対的タテの距離【遠】の相手に対してヨコの距離を縮めようとする手段として、大晴さんはス敬語という形式を用いています。これは決して初対面だからまだ敬語が抜けない……という話ではなく、基本的にはこのタテの距離【遠】を壊すなにか(たとえば仕事での関わりがなくなる、とか、血縁関係がうまれる、とか)がない限り変わらないと想定される形式であり、適切なヨコの距離の縮め方なのです。
そのうえでこの二者間の会話で起こり得るダウンシフトの主な場面として想定されるのは、ここまで述べてきた、独り言的発話として聞き手が受け取れる発話内容、というのが主なはず。この辺はもう、あの、過去の私のはてブを読んでください(投げやり)。
それなのに、なぜ、大晴さんはここで「24日待ってよ」と言ったのか______
この謎を解明するために我々はアマゾンへと向かうのであった。
ってくらいほんとにわからなくて。はい。
例えば、「嘘やん」みたいな、相手のボケに対するツッコミだったら理解できます。
ただそのように理解するには、遠山さんの"ボケ"要素があまりに薄すぎる。
逆に大晴さんがボケ、という可能性も考えられます。文脈的にはそのほうが容認度は高そう。
でも別にボケてるわけではないし、まあちょっとお茶目、くらいの声のトーンなのでそれだけをダウンシフトの要因と考えるのにも無理がある気がします。
では、なぜ……
というところなのですが、実はこれ、大晴さんがよくやるダウンシフトだなあ、って私は初見のときに感じたんです。
⚠️念のため!昔の話だよ〜⚠️
みなさん、おは朝の月イチの『はっちゃけ大晴』というコーナーを覚えていますか?(唐突すぎる過去の振り返り)
あのコーナー、神で、以下のダウンシフトが観察されています。
(ハイブリットカーを見ながら)
福本:ハイブリットやからめっちゃ燃費いいってめっちゃ有名ですよね
川﨑:そうよ
だから言うたら大晴くんのすべり芸とイケメンのハイブリットや
福本:……すべり芸じゃない、よ
(2021.3.15放送『おはよう朝日です』より)
(自転車の試乗後)
福本:漕いでたけどほんまに漕いでる感覚がほとんどないというか
川﨑:へえ
福本:夏でもたぶん汗かかへんくらい
風気持ちいい
川﨑:違うやん
ジャニーズは汗かけへんやろ?
福本:いやかくよ
(2021.4.19放送『おはよう朝日です』より)
これです、大晴さんの終助詞〈よ〉のダウンシフト。
これ特徴としては、〈よ〉の直前の動詞のイントネーションが関西弁なんですよ。
「すべり芸じゃないよ」は「ないよ」が低高低(「い」にアクセント)、「かくよ」も低高低(「く」にアクセント)。そして今回の「24日待ってよ」も「待ってよ」が低高低(「て」にアクセント)。文字起こしすると標準語に見えてしまうのですが実際はアクセントだけは関西寄りなんです。
これ、とても大晴さんらしいダウンシフトだなあ、って思っていて。なにかあるはずなんですよ、これ。
このはっちゃけ大晴のときの2つのダウンシフトは、ツッコミと考えるのが妥当かな、と。
🐟️懐古ゾーン終わりだよん🐟️
まあそんなわけで、内容をほっといてかたちの特徴だけ見たときに、大晴さんよくやるやつ〜!ってテンション上がったんですけど、じゃあ内容的にはどういったダウンシフト?と考えると、途端に迷子になってしまいまして……なんとも……ほんとに……
福本大晴のダウンシフトっておもしれー!!!!!
になっているわけでございます。
これはもう個人的な解釈も入ってしまうので言語学的分析とは言い難いものになってしまうかもなのですが……
私的には、通常の初対面二者間会話で見られるのと同様の、ヨコの距離を縮めるためのダウンシフトなのでは、という説を推したい。
内容面から見てダウンシフトしやすいかと言われたらまったくそんなことないのですが、この会話を見たときに【MVの全貌を知っている/知らない】の関係が一時的にうまれるとすれば、前者である大晴さんがタメ語を使用しやすい場面だと言われても納得がいきます。
そして、本来そんな一瞬の関係にフォーカスして発話スタイルを選ぶ必要はないはずなのに敢えてそうした理由、これが大晴さんの中の「このひとと近づきたい!」という動機があるからこそじゃないか、と思うのです。
大晴さんって、失礼にならないラインを見極めつついけると思ったらガンガンにタメ語を使ってヨコの距離を詰めていきたがるひとだと私は思っていて。YouTubeのけん玉回とかまさにそれ。
だからここの会話のときに、ダウンシフトしてもぎり失礼にならないかも?ってなってやってみたんじゃないのかなあ、という。はい。
これ以上は本当に学問の域を出てしまいますので、このあたりで。
●わからない、だから中毒。
少しだけ、大晴さんから離れたお話を。
上記のね、「24日待ってよ」を初めて聞いたとき、本当に心臓バクバクで大興奮だったんですよ。
でもいまこうして冷静に分析しようとすると、他のダウンシフトはすらすらとこういう理由でこうかな〜みたいな仮説がたてられたのにこれだけはこれがこうだからああいう効果があるダウンシフトで……みたいな明確な答えが出なくて。
じゃあなんであの当日あんなに興奮して、それこそ夜中にこのはてブを書き始めたのかって話なんですけど。
わからないって、最高に面白いじゃないですか。
型にハマらない新しい用例に出会うの、めちゃくちゃどきどきするんですよ。
全部が理論どおりにいくなら、その理論を見つけたときが興奮の最高潮じゃないかなって思います。あと全部そこにはめていけばいいだけだから。
でもそうじゃなくて、こうだと思っていたのに違うのが出てきた!想像してない場面でこんな用例に出会った!っていうのは、それが実際にどんなものか、っていうより前に、その出会い自体が最上級だな、と、私はこうやってことばの分析を進めるたびに思います。
そしてそうやって、仮説と違うもの、想像していなかったものと出会うどきどきにまた出会いたくて、ずっとずっと性懲りもなく、ことばを追いかけ続けてしまうんですよね。
●おわりに。
11月6日になってすぐから書き始めていつの間にか1ヶ月経ってしまいました。
ここまでお読みくださった方、本当にありがとうございます。
今回はダウンシフトをわかりやすく!というよりは、私がいかに興奮したか、っていうのが伝わればそれでじゅうぶんかなってくらい支離滅裂で説明も不十分な文章になっているかもしれません。読みにくかったら本当に申し訳ない。
もっとここちゃんと書け!とか、ここってこうじゃないの!?というご指摘ございましたらDMでもマシュマロでもなんでもください……都度追記修正させていただきます。
ではでは、また気が向いたときに思い出したようにつらつらと書きに来ます!
ありがとうございました!
ことばに叶わない片想いをしつづけるお話。
●はじめに。
こんにちは。こんばんは。お久しぶりです。
ご来訪くださりありがとうございます。
今日は、ただの独り言はてブです。
私が、言語学好きだなあ、ことば好きだなあ、苦しいなあ、というだけの、自分の中で整理するための文章。
あ、あの、途中でちょっとショモショモ……が入るかもしれません!
その場合は存在感薄くさせておきますね。
では。
よろしければお付き合いください。
●自分のことばを振り返る時間がすき。
このはてブを開設したのが、大学卒業の少し前。
一時期動かしてなかったとはいえ、4年半分の私がここには残っています。
純粋に分析を楽しんでいた頃、現実逃避に言語学に没頭していた頃、身もこころもボロボロになっても自分のことばへの執着で生き延びていた頃、そしていまは、大好きなひとが発信することばの魅力に生かされていて、そのひとつひとつが生々しく残っている。
私ね、自分の書いた文章好きなんですよ。
書くのも好きだし、過去に書いた自分のことばを読み返すのも好き。
そのときの感情を、その動的なものをそのまま保存することはできないけれど、その感情のまま書き殴った自分のことばは当時をかなりリアルに思い出させてくれるんです。
第三者から見たら、どうなんでしょう。わからないけど。
そんなわけで、定期的にこのはてブを開いては数年前の自分のこころと対峙する時間を取っています。
●変わらない言語学への愛情。
最近の私を知っている方はもう耳が痛くなるほど聞いているかと思いますが、当方ダウンシフト狂いでございまして(ありえない自己紹介)。
自分でも、最近特にうるさいな…いままでこんなに狂ってなかったはずなのにな……と反省をする日々です。
と、まあ、こう思ってたんですが、
私4年前からダウンシフトで苦しくなってたらしいことを当はてブ内にて発見。
成長なさすぎる。
ダウンシフトに対する耐性って何年経ってもつかないんですか????
変化してしまっていたらそれはそれで寂しく感じていたかもしれないけれど、それにしても「言語学に対する感情が恋だとしたら……」と言っていた4年前の自分のことを忘れて「ダウンシフトとしか恋愛できない!!」と言っているいまの私、変わらなさすぎるやろ。
これ数年後でもまだ言ってるのかな〜。
●言語学布教活動。
当たり前ですが、日常を過ごしていて"ダウンシフト"なんて現象を知る機会ってまずないかと思います。
それに限らず言語学で取り扱うような言語現象に名前をつけて着目することすら、おそらく滅多にないのではないでしょうか。
そりゃね、日常生活の中でも、アイドルのオタクをするうえでも、そんなこと知らなくたって何不自由しません。それはそう。
にも関わらず、私が自分で満足するにとどまらず、言語学布教活動を続けているのは、
楽 し い か ら
に他なりません。
過去のブログでも何回か書いていますが、私たちの身の回りには常に、と言っても言い過ぎではないくらいに、無数のことばが溢れています。
コミュニケーションツールのひとつ、と呼んでしまえば非常に無機質ですが、ひとつの事柄や感情を伝えるための表現にも、単語・文法・声のトーン・声量・表情などさまざまな要因によってその伝わり方が異なっていく、不思議で、ちょっと恐ろしいもの。
だからこそ、ことばがどのようにひとを繋いでいるのか、どうやって発信され受け取られるのか、どのような受け取り方の可能性があるのか、を知ることってとても大事だと思っていて。
自分の中の意味はこう!でもいざ伝えたら違う意味になっちゃった、でも自分は間違ってないもん!としてしまうのは簡単で、無情で、強い言い方をすれば無責任だと思っています。
誰かのことばに感動した!でも理由がわからないから、まあいいや!としてしまうのは、簡単で、もったいなくて、もしかしたらなにか大切な言外の意味を取りこぼしてしまうかもしれない。
ただ脳内の考えを外に表すだけがことばの役割ではなく、受け取る姿勢を取ることにも、ことばを知ることは必要になります。
なんか話ズレちゃったな。
でね、だからそうやってことばを知って、発信の仕方にも受け取り方にもいろんな可能性があるんだよ、ってことを知ると、いままでよりことばが持つ意味合いを沢山見つけられるようになるんです。
それって、もちろん嫌なことばの裏側を探ってしまう、みたいな活用のされ方もあり得るけど、そうじゃなくて、もっとひととの会話がおもしろくなったり、好きなひとのことをより深く好きになれたり、自分の発することばの説得力が強まったり、絶対に対人コミュニケーションをより色づけてくれる。それってものすこく楽しいんです。
なにより、ことばの可能性を知らないことが原因で、自分の視点が正しいっていう思い込みが原因で、ことばで無意識に他人を傷つけることが少なくなる。
だから私はひとりでも多くのひとに、ことばに目を向けるきっかけを与えられればいいなって気持ちで、ずっと言語学の話をしています。
●仲間が増えると、嬉しい。
上記をお読みいただいたらわかるかと思いますが、私本当に言語学が好きで、みんなに興味を持ってほしいって常々思っているんです。
だから、烏滸がましい言い方をしますが、私がきっかけでことばに向ける視点が変わった、っていう話を聞くと本当に嬉しくて幸せで。これも過去ブログに書いたね。
4年くらい前に、フォロワーさんと言語学ツイキャスをしてたんですよ。
で、先日、そのツイキャスを聞いていた当時高校生だった方がその頃の私たちの会話が大学の学びや卒論に繋がってるっておっしゃってた、というポストをお見かけして。
すっごい嬉しかった。涙が出た。
誰かの学びのきっかけをつくれたことが本当に嬉しかった。
今回のはてブを書こうと思ったのも、このエピソードがきっかけです。
あの頃いっしょに言語学談義をしていたひとたちでいま大晴担をしてるひとって誰もいなくて、みんなえぇ担なので、私はもう彼女たちと会うことはできないんだろうな〜と思うと本当につらくて悲しい。きっと彼女たちはこの文章を読まないだろうな、と思いながら、私が一方通行に思いを馳せているの。こういうときは本気で大晴さんのことを恨んでいます。このやろう。
はい、おーわり。
このあいだ職場でも先輩に言語学の話をしたんです。
私が、ことばの分析っていろんな視点でできるから楽しくて〜、って話をしたら次にシフトが被ったときに「気になることばの使われ方あるかなって考えてみたんだけど、論文も読んでみたいのに探し方わかんなくて…」って言ってくださって。その興味に合いそうな論文教えたら夜中にわざわざ「全部読みました!おもしろかった!」て連絡くださって。
自分が学んできていない分野の論文を大人になってから読むことってなかなか腰が重いと思うんですよ。それを先輩は仕事終わってからほんの数時間でしてくださって、感想もくださって。そのひとが素敵な人柄なのはもちろん、言語学が身近な好きなものと結びつきやすいからこそ初めてでも手を伸ばしやすかったのかなあ、と思うとどこか誇らしいような気持ちにもなりました。
そしていま、SNS上でこの1年で知り合った方が沢山増えて、私のダウンシフト狂いの話に付き合ってくれる方も沢山いて、本当に本当にそれが嬉しくて、ありがたい。
この長く取り留めのないはてブをここまで読んでくださっているあなたにも、特大の感謝です。
●たまに苦しい言語学狂い。
ダウンシフトが上手いひとってやっぱりいるじゃないですか。
つらいです。好きすぎて。
私本当に敬語とタメ語の使い分けが上手いひとのこと大好きで、天才か!?って思う発話聞くと、きゅん♡めろ♡とか通り越して心臓痛くなるんですよ。
これほんと笑い話なんですけど個人的にもう終わりや自分…って思ったときがありまして。ただの身の上話なんですが。
このあいだね、何回かごはんに行ってちょっといい雰囲気になりかけた、というか、あーこのまま行くと恋愛関係に発展するなあ、って兆しが見えたひとがいまして。そのひとは別になにか特筆すべき言語現象を生み出すようなひとじゃなくてね(バカでかフラグ)。
まあ私ももういい歳ですし、相手も変人だけど悪いひとじゃないしなにも文句のつけどころないひとだったんですよ。
んで、じゃあこのひとに告白されたとき私はちゃんとOKの返事をできるかなって考えたときに、
最初に脳裏に浮かんだのが別のひとのダウンシフトで。
いま書きながら自分が怖くて情けなくて急に涙出てきました。笑
いや本当に怖くてこのとき。
そのひとのことほんとにいいひとだと思ってたし付き合うことになるんかなあとか思った上で会ってたのに、いざそれが現実味を帯びた瞬間に、えやだ私ダウンシフトのほうが好き‼️このひと選んでダウンシフト得る機会減るのとか無理‼️ダウンシフトに狂わされて苦しめられてる時間のほうが圧倒的に恋愛だ‼️ってなってしまって。
言語学やダウンシフトに向ける感情が恋愛と同じくらい深くて〜、みたいな別ベクトル上の例え話ではなく、ガチで恋愛と同一線上にあり、かつ頂点らしいです。
ダウンシフトと入籍する方法はないんでしょうか。
●もっともっと知りたい。
これだけ語っていてもまだ私がきちんと理解しているのは言語学のほんの一部分です。
これってどういうことだと思う?と聞かれたときに、近そうなキーワードで参考文献を探す、みたいなことはできますが、パッと説明することはできない。もっと読みたい文献もあるし、詳しくなりたい分野もある。欲を言えば、もっと英語とか外国語の知識も入れて、日本語との比較をしてみたり、外国語で書かれている論文を読んでみたりもしたい。
近頃は仕事が忙しくて、通勤時間も休憩時間も家にいる時間もなかなか能動的に活字を読む気になれなくて、それが悔しかったり、します。
5月に買った論文集もまだ読みきれてないや。
余裕のある生活がないと学びができない社会生活、つらいねえ。
私の時間の使い方が下手なだけなのかなあ。
そういえば社会人1年目のときも同じことを言っていました。
いつまで経っても時間をうまく使えなくて情けないような、それでもなお言語学への興味を失わずにいるのが誇らしいような、半々ですね。
まだまだ、言語学へ向ける愛情が満たされる日は遠そうです。
●終わりに。
気づいたらもう4000字も書いていました。
取り留めのない、ただ私がことばに魅了され苦しめられている、それだけの話。
だけど書きたかった。吐き出したかった。誰かに聞いてほしかった。それだけ。
ここまで読んでくださった方がいるか、わからないけれど。
たまにはこんな日もあっていいよね。
ではまた、気が向いたときに、思い出したようにつらつらと書きに来ます。
ありがとうございました!
大晴担の、大晴担(および大晴さん)のための、言語学のすゝめ
●はじめに。
こんにちは。こんばんは。お久しぶりです。
ご来訪くださりありがとうございます。
さて、本日は私の口癖になりつつある、
大晴担さんみんな言語学やろーぜ‼️
というはてブでございます。
学問とか堅苦しくて興味ないよ〜というそこのあなた、
言語学なんて聞いたことないよ〜というそこのあなた、
わざわざ大晴担に向けてそれ言う意味あんの?と思ってるそこのあなた、
このはてブを読めば、いかに大晴担が言語学に向いているかを理解できるはずです。
(まだ本文書き始めてないのにこれ言い切るのとんでもない自信で草)
言語学、とひとくちにまとめても細かく分野が分かれていて、私も正直あまり詳しくない分野もあります(文法とか苦手……)。
その中で、大晴担としてこの分野楽しいよ!を今日は紹介していきたいと思います。
ほんまに、騙されたと思ってちょっと読み進めてみてみんな!!!!
●大晴語の象徴、オノマトペ。
大晴さんのYouTubeや生配信を見ているとたびたび出てくる、多種多様な擬音語や擬態語。中には独特なものも出てきたりしますよね。
これ、超おもろいんですよ!!!
もちろん、可愛い♡何言ってんだ♡説明になってんのか♡可愛いから全部許す♡みたいな気持ちでも楽しさ120%なんですが、言語学の視点から見ると、
お!?なんでその音を選んだ!?なんでそのかたちにした!?すごい!!大晴さん直感でこんなオノマトペつくっちゃうん!?天才!?
と大興奮できます。たぶん。
特に大晴さんはメイク関連動画で沢山オノマトペを使っています。
よんもじメイク紹介のときも、アットコスメ買い物のときも、ね……
過去ブログ⬇️
⭐️まずはこれを知るとおもしろい!な分野
⇒音について知ってみる!【音韻論/音声学】
"ことば"の中でもミクロな世界を扱う分野です。
子音や母音って、普段は単語を構成するただの記号的な役割しかないと思う人もいるかもしれませんが、実は音そのものにもいろんな役割が隠れています。
たとえば、「ビーフストロガノフ」って、なんか強そうに感じる……とか、そういう話もここの一部。
どんな口のかたちでどんな音を発声しているのか、音によってどんな印象が生まれるのか、などなど、普段無意識に聞き流している音に着目してみるとそれたけでもいろんな発見があります。
あとは単純に、大晴さんの両唇音可愛い〜♡とか、無声子音に続く母音消えがちだよね〜、みたいな特徴を見つけてにやにやできるのもここ。
個人的に、大晴担ってこのあたりの分野強い人が多いイメージです。なんでかみんな音声に詳しい。なぜ。
音韻論と音声学の違いは、正直私もあんまわかんないです!!(開き直り)
〜〜キーワード〜〜
音韻論/音声学/オノマトペ/音象徴/調音点・調音法/IPA(国際音声記号)
●歌詞の行間を読むのも言語学。
いまの大晴さんの持ち歌は、(他の方との共作も多いとはいえ)すべて大晴さんが作詞に携わっています。
そんな大晴さんの生み出した歌詞の世界を広げるときにも、言語学は登場します。
もちろん、それが実際に意図された意味なのか、という答え合わせはできないわけですが、単なる経験則に基づく想像ではなくことばを論理的に分析して込められた意味を探すのも、なかなか楽しいですよ!
たとえば、『Unspoken Love』の歌詞の中で、1箇所だけ「あなたに愛を伝えてもいいですか」と敬語になるのはなぜ!?とか……
過去ブログ⬇️
『Sakura Typhoon』の歌詞の中で、「僕らの言葉で決まるのでしょう」「僕らの関係は変わるのでしょう」だけ敬語になるのはなぜ!?とか……(迷宮にハマってしまいこちらはいまだ分析途中)
あとは、それぞれの歌詞に出てくる一人称や二人称の違いを比較してみるのも楽しそう……
⭐️まずはこれを知るとおもしろい!な分野
⇒ことばの解釈の手順を知ってみる!【認知言語学/語用論】
実際の発話内容を、私たちがどのように解釈しているか、を扱う分野です(ざっくりしすぎで怒られろ)。
たとえば、『恋の上昇気流』の「手が届かないから背伸びをし続ける」の歌詞を読んで、実際に"僕"が背伸びをしている動作そのものだと捉える人は少ないと思います。動作ではなく、恋した"君"に振り向いてもらえるようちょっとかっこつけてみたり努力したり、そんな恋に浮かれている心のようすを想像するのではないでしょうか。
これですこれ。
私たちは日常会話において、字義的な意味(辞書に載っているままの意味)と文法で会話をしているわけではありません。「ペン持ってる?」と言ってペンを借りたり、「ええ時計してはりますなあ」で長居すんなという気持ちを表現したり、これらが発話(単語)の直接的な意味に表れていなくても伝わる理由、また、直接言わずになぜそのような発話をするのか、という理由などを分析すると、ことばの奥ゆかしさと面倒くささに振り回されることでしょう。私が好きな分野はこの辺です。
〜〜キーワード〜〜
認知言語学/語用論/関連性理論/メタファー・メトニミー・シネクドキ/アイロニー/アドホック概念
●推しが話せば言語学!
ライブのMCや生配信、YouTubeなどでの大晴さんの話し方にきゅんとすることがあるみなさま、そのきゅんがどこから生まれるか、気になりませんか?
そう、あなたのきゅんは、どこから___
このきゅんの源を探ると、これも言語学にたどり着いちゃうんです、たぶん、あらかたは。
⭐️まずはこれを知るとおもしろい!な分野
⇒理論だけじゃなく実例に基づいて観察してみる!【語用論、会話分析、談話分析】
実際の会話を、発話の字義的な意味だけではなく"口調"を観察したり、話すスピードや強弱、どのタイミングで話し始めるか、などを観察し分析する分野です。
"口調"で言うと、敬語とタメ語の使い分けや、助詞の使い方が挙げられます。たとえば、大晴さんって時折「タメ語+終助詞〈よ〉」を使うけど、これってどんな発話のときに使われてるんだろう…とか、普通の敬語のときとちょっとくだけた、いわゆる〈ス敬語〉はどのように使い分けられているんだろう…とか。
たぶん薄々感じていると思いますが、私の興味の偏りが出すぎてさっきから敬語とタメ語の話ばっかりしてる……すみません……
口癖とかあいづちの分析もこういう分野かなあ。
なにに着目するかによっては詳しく取り扱うべき分野は変わってきますが、話しているデータを沢山観察していると、程度副詞で「めっちゃ」ってよく使うよな……とか、指示詞よく使うな……とか、大晴さんの話し言葉の特色が見えてくるんです。
〜〜キーワード〜〜
語用論/会話分析/談話分析/スタイルシフト/ポライトネス理論/順番交替組織/あいづち/中途終了発話
●大晴さんの独特な感性を探るのも楽しい。
個人的な感想ではありますが、大晴さんってしばしば鋭い言語感覚を持ってるなあ……と感じることがあります。
たとえば、『Sakura Typhoon』の歌詞、最初は
「あの日の二人が見ていたのは過去じゃなく未来」
という歌詞だったものを、
「あの日の二人が見ていたのは今じゃなく未来」
と変更した、というお話とか……
過去ブログ⬇️
あとは、YouTubeのボルダリング回で出てくる「重たい」という表現もかなり興味深い。
こういった一見独特な言語現象も、深く探っていくと非常に理論づいているのでは……?無意識にすごいことしてるのでは……?ということに気づくことができます。
●おまけ。大晴さん本人がなにより言語学向きだよ。
これは過去にもブログで書いたことあるんですが、大晴さんってすごく言語学向きだと思うんですよ。
ここまで書いてきた内容ももちろんそうだし、"ことば"の重みをちゃんと感じている方だな…と思う場面がしばしばあります。

私はこれを見たときから、
おい大晴さん‼️あなたは‼️Brown&Levinsonのポライトネス理論と出会ってくれ‼️あなたのその感性、素敵だよ‼️
とずっと言い続けているので……
大晴さん、言語学、やらん???
●おわりに。
ここまで読んでくださったみなさま、ありがとうございます。
どうでしょう、言語学、おもしろそうですか?????
もちろん、実際におもしろそう!やってみるぞ!って思っていただければもう最高なんですが、取り掛かりはせずとも「意外と言語学ってなんでもありなんだな〜」「思ったより身近なところにテーマ見つけられるんだな〜」とハードルが少しでも低くなっていればそれだけでもとっても嬉しいです!
なにか気になることがあればどうぞ気兼ねなく……感想もお待ちしております……(はてブにマシュマロ設置すなよ)
あ、ちなみに私のおすすめの本はこれです⬇️
回し者か、ってくらいこれずっと言ってます。笑
言語学の各分野について広く取り扱ってあるので、めちゃくちゃ好き。ご興味あれば、ぜひ。
では、また気が向いたときに思い出したようにつらつらと書きに来ます。
ありがとうございました!!
Sakura Typhoonの歌詞の変化から日本語の時制について学ぶお話。
●はじめに。
こんにちは。こんばんは。お久しぶりです。
ご来訪くださりありがとうございます。
今日は、時制の話をします。
はあ?と思われた方、大丈夫です。大晴さんの話なので。
正直こういった文法面の話はあまり専門ではないので、間違ったことを書かないよう気をつけます。
●「過去じゃなく未来」を"過去"視点で見る大晴さん。
まずはみなさん、福本大晴さんの新曲が2025年4月9日にデジタルシングルとしてリリースされました。
🌸Music Video
🎧Streaming
🎵Download
公式ツイをコピーして貼り付けさせていただきますよ。
みなさん、まずは聴いてください。
でですね、同日の夜にリリース記念のYouTube生配信がありました(こちら、どうやらアーカイブない模様……残念)。
ここで、楽曲やMVの裏話を話していたのですが、その中に言語学的になにやら興味深い裏話がありました。
こちらの楽曲、2〜3月に行っていたツアーで披露していたときと、メロディや歌詞を少し変更しているとのこと。
その中で、
あの日の二人が見ていたのは 過去じゃなく未来
という歌詞を今回のリリースにあたり、
あの日の二人が見ていたのは 今じゃなく未来
に変更した、とのことでして。
その理由を大晴さんは、「今思い返したら過去だけど、"あの日"にとっては今だから〜(意訳)」みたいなことをね、言っていたんですよ。
これをね、噛み砕こうと思います。
●視点を時間軸の中で自由に行き来する日本語、制約がある英語。
中学か高校の英語で、【時制の一致】という話を聞いたことがあるかと思います。どのような現象か、というと、
【主節と従属節がある文章で、従属節の時制は主節の時制に合わせる】
という話です。
主節とか従属節とか、堅苦しいことばは今回重要じゃないので、なんかあれです、2つ以上主語述語が出てくる文章を思い浮かべてください(ありえないくらい雑な説明)。
例えば、以下の2つの文章は同じ内容を表しています。
(1)彼が大阪に住んでいることを私は知っていた。
(2)I knew that he lived in Osaka.
このとき、日本語では現在形の部分が英語では過去形になっていることがわかります。
この英語の例文のように、従属節の述部(上の例だと「住んでいる/lived」)の時制を主節の述部(上の例だと「知っていた/knew」)に合わせることを【時制の一致】を呼びます。
参考サイト↓
そして上記の例のように、日本語ではこの時制の一致は起こらないことも多々あります。
以下のサイトでは、日本語では過去形は〈完了〉、現在形は〈未完了〉〈継続〉を示す、といった表現もあります。
参考サイト↓
●SakuraTyphoonの動詞の過去形/現在形を見てみよう。
先程最後のほうに、日本語では過去形/現在形で完了/未完了・継続を表す、というような話をしましたが、いまいちピンとこないところもあると思います。
この話の具体的にわかりやすい例がなんと、
Sakura Typhoonの歌詞の中にあるんです。
本当に、この曲って時制の教科書ですか?(違いますよ)
せっかくなので歌詞全文引用しましょう。
見慣れた信号 赤に変わって
僕は立ち止まると
交差点の向かい側で
寂しげにこっちを見ていた
卒業式が
近づくことを
知らないフリしてた
行き先が違う道へ
点滅する青信号
誰よりも 夢を追ったから
だからこの 答えに気づいてた
あの日の二人が見ていたのは
今じゃなく未来
さよならを告げるその顔で
僕らの関係は変わるのでしょう
春風が吹き荒れた後
キミは少し微笑んでいた
桜どこまでも舞い上がれ
夢と恋心を道連れに
10年後また会う日まで
美しいまま散ってゆこう
歩き慣れない 通学路には
キミが好きそうなカフェ
あのとき頼めなかった
コーヒーはもう飲めるよ
答えのない 毎日の中と
行き場のない 心の中には
あの日に見せた表情と声が
今も残ってる
始まりか終わりの季節かは
僕らの言葉で決まるのでしょう
春風が吹き荒れる前
キミは何か 言いかけてた
桜いつまでも咲き誇れ
心の花を枯らさないように
10年後また会えたなら
思い出へと変わるのかな
さよならを告げるその顔で
僕らの関係は変わるのでしょう
春風が吹き荒れた後
キミは少し微笑んでいた
桜どこまでも舞い上がれ
夢と恋心を道連れに
10年後また会う日まで
美しいまま散ってゆこう
桜は咲く
また来年も
歌詞の考察、という点は一旦置いておいて、以下の部分に着目してみます。
(3)卒業式が近づくことを知らないフリしてた
(4)点滅する青信号
(5)春風が吹き荒れる前
これらすべて、「卒業式」も「青信号の点滅」も「吹き荒れる春風」も過去のことですが、現在形で表されていますし、おそらくこの表現に違和感を抱くひとはいないかと思います。
ここで先程の参考サイトを思い出してみましょう。過去形/現在形を完了/未完了・継続の対比として捉えてみると、この3つが現在形で表されていることが腑に落ちるのではないでしょうか(「近づく」「点滅する」は継続する動作、「吹き荒れる」は「前」のため未完了の意が強い)。
(5)に関しては、「春風が吹き荒れた後」という歌詞と比較するとより完了/未完了の対比がはっきり見えてきます。
✦余談✦
他の現在形の描写についてはちょっと難しいな〜と思う点があったので敢えて抜いています。
(6)僕は立ち止まると
これは、「〜すると」のかたちってたぶん現在形しかくっつかないんですよ。「〜する/したとき」で言い換えるとたぶんこの歌詞のかんじだと「立ち止まったとき」のほうがしっくりきそうなので、除外。
(7)さよならを告げるその顔で 僕らの関係は変わるのでしょう
これはそもそも過去の出来事と呼んでいいのか難しくないですか?(共感求)抽象化、一般化の現在形のような気がするので、除外。
ちなみに、もうひとつ面白い点がありまして…
(8)10年後また会えたなら
ここ。未来の話で過去形を使っているのです。これも、完了/未完了で捉えると、「会う」が完了したら「思い出へと変わる」という解釈が成り立つので過去形を選択していると考えられます。
……うん、大幅な寄り道をしました。
むしろこれが本題みたいな面構えしてしまったぜ。失敬。
●名詞の時間軸を行き来する男、福本大晴。
ようやくここで本題へ入ります。
「過去じゃなく未来」という歌詞を「今じゃなく未来」と言い換えた大晴さん。これも、上記の話を踏まえると納得でき__
いや納得できなくない??????
名詞で完了/未完了考えることある??????
そうなんですよ、この感性、だいぶ敏感だと私は思うんです。
理屈としては確かに、上記の話と同じなんです。大晴さんが生配信のときに説明しようとしたことってこういうことだと思うんです。「あの日の二人」が見ていたのは「未来」であって、そのとき流れている目の前の時間、つまり未完了・継続している時間ではないということだから、その時間を指し示すことばが「今」になるんです。
ただ、名詞って基本的に時間軸によって変化する性質のものではない。「過去」「今」「未来」という名詞は確かに時間軸の一点を示すけれどそれってあくまで抽象化されたただの呼び方であって、文章内の時間軸とともに変動するものではない、ような、気がするんです。
は〜あ、福本大晴、とんでもねえ男だな。
●おわりに。
さて、生配信が終わってから早2時間。駆け足で書き上げてまいりましたが、大晴さんが説明しようとした話は無事に伝わったでしょうか?
私は最初に聞いたときはすぐ時制の話だ!!って理解したつもりだったのですがこうして整理してみるとなかなか特殊なことをしているのでは……になって、改めて大晴さんの作詞およびことば選びの感性にどきどきしている次第です。
なにはともあれ、ここまで細かく時制のことを考えなくてもこの曲が素敵なことには変わりないし、MVが美しいことには変わりありませんので、みなさまはどうぞこんな言語学オタクのひとりごとは聞き流して沢山大晴さんの歌声と顔面を楽しんでくださいね♡
では、また気が向いたときに思い出したようにつらつらと書きに来ます。
ありがとうございました!!
アイドル彼氏の寝落ちラジオが言語学オタクを覚醒させるラジオだったお話。
●はじめに。
こんにちは。こんばんは。お久しぶりです。
ご来訪くださりありがとうございます。
本日は、大晴さんのFC会員の方々にのみ伝わるお話です。すみません。また、有料コンテンツの話のためなるべく具体的な発話内容を載せずに進んでいくので、その点ご了承ください。
はい、colorfull会員でここに来てくださった方々、こんばんは。
大晴さんの寝落ちラジオ聞きました??????
私はまる2日経ったいまも引きずりまくっております。
とんでもねえ配信でした。
配信聞いてる最中、終わった直後は、あのオフちぇの雰囲気に柄にもなくどきどきが止まらなくて、あかんガチ恋してしまうこんなん……と割と本気で焦っていたのですが、次第に私の思考は別の方向に向き、暴れ狂い始めました。
え、なんか、おもろい言語現象やまほどあったよな????
ということで、ついったーをあまりに荒らしまくってしまうため、はてブを書きに来た次第です。
おわかりのとおり今回は丁寧な参考文献の紹介もなく、なんならノリと勢いで書いているので学術的にはまったく保証できません。大晴さんが世界でいちばん天才♡とかと同じくらいの、保証はないけど私はこう思ってるよ〜という、言語学オタクの長いひとりごとです。
●まずオノマトペ。
いやー、ね。
このひと、水の音に対して突然3種類も擬音オノマトペを出してきましたよ。
(a)ちゃぽん
(b)ぽん
(c)ぽちょん
共通点としては、
・2つの音/po/と/n/
・(a)(c)に関しては/ch/
・語基+「ん」
違いとしては
・モーラ数が(a)(c)は3、(b)は2
・(a)(c)に関しては/ch/に付く母音
これを見るとわかるように、(a)と(c)がより共通点が多く、(b)だけちょっと系統が違うかんじがするんです。
でもこれもちゃんと理由があって、(b)は純粋な擬音オノマトペというよりは、水滴が一回転したようす(すまん、私にはこれがどういうことだかよくわからん)を表す際に使っているので、大晴さんの中ではもしかしたら擬態オノマトペかもしれない、と考えられます。
連続していない、しかしながら一瞬で終わる音ではない、また水滴が落ちたときの波紋が広がる様子などもイメージに含まれるとすると、繰り返しのない語基+「ん」のかたちのオノマトペであることは非常に規則に則っているといえます。
(「ん」:音(やようす)が共鳴している、(音や)ようすが起こったあと結果や余韻が残る)
さすが、オノマトペの使い魔。
(d)あわあわ
これは(a)〜(c)とは違い、繰り返しのかたち。勝手がわからず戸惑う、焦るようすのオノマトペですが、「おろおろ」ではなく「あわあわ」なのがポイントですね。というのも、これを言った直後に「あ〜あ〜あ〜ってなる」みたいなこともぞもぞ言ってたんです。つまり、実際に焦っているときに口に出すことばにより近い「あわあわ」が選択されたと考えられます。オノマトペの中でも大晴さんやっぱ擬音語への感性が鋭い。
(e)わくわく
可愛いね。これは特に着目ポイントはございません。可愛い。
は〜〜〜〜〜楽しい!!
福本大晴のオノマトペ、もっとほしい!!(太文字、デカ文字での主張)
●圧倒的タメ語。
最初にオノマトペに触れてしまいましたが、私の主たる研究対象の普通体/丁寧体もかなり注目すべき使われ方でした。
以下は、まだ世に出していない(書き終わっていない)私の大晴さんのタメ語使用分析との比較にもなるので、比較対象が活動初期の大晴さんの言語使用になる点、ご了承ください。
(というかタメ語使用はてブ去年10月から始めてるのにまだ書き終わらないんですかね……)
大晴さん、インライのような万人が見ることのできる配信とFC限定配信だと、やはり後者のほうが普通体の使用が多く見られます。
しかしながら、その普通体/丁寧体の割合の差は、話す内容のunofficial/officialの差とも比例しています。つまり、FC配信であっても、仕事に関わる話やお知らせごと、かしこまった話では変わらず丁寧体を使用していますし、聞き手に宣言するような発話でも冗談っぽいニュアンスで丁寧体を使用する場面がしばしばあります。
それが、みなさん寝落ちラジオ聞きました??
50分話してる中で、丁寧体、片手で数えるほどしかない。
ありえないですよまじで。
普段と圧倒的に違ったのが、officialな内容を普通体で話していた点。CDの売り上げも、ツアーの話も、普段なら"お知らせごと"として丁寧体で話されると思うのです。それが、普通体。
丁寧体は心的距離や社会的距離を示すときに使われることが主に知られていますが、それ以外にも伝達文として強調する機能がはたらくことがあり、先に述べたお知らせごとなどで丁寧体が使われる理由はここに起因します。比較すると普通体は伝達よりも個人の意見の主張や感情表出を強調する機能があります。
この観点で考えると、通常の配信でのofficialな内容は〈聞き手により明確に伝達する〉ため丁寧体使用で語られ、言い換えると、より〈アイドル対ファン〉という関係性を強調するのが丁寧体使用だと考えられます。
それが今回、officialな内容も普通体で語られることにより〈アイドル対ファン〉という関係性が薄れ(たように感じられ)、お知らせではなく全体を通してあくまで"大晴さんのおしゃべり"という側面が強調されたためにあの圧倒的な彼氏感が生まれたのだと言えます。彼氏感というか、ちっちゃい子が帰ってきてよくある「ママ〜聞いて聞いて!!」感というかはひとそれぞれですが……
●「僕」と「俺」の使い分け。
上記の丁寧体/普通体の使い分けにも関わってくる一人称問題。
この寝落ちラジオのときは「僕」使用に対してこんなん普段言わへん!!みたいなこと言って「俺」と言い換えていましたが、いや、大晴さん別に「僕」も使うよね?と思いました。
と思って、文字起こし済みの過去の配信(初インライ、誕生日FC配信)とか毎週のお手紙とかで一人称を確認してみました。
もちろんこれは大晴さんの特徴というより一人称そのものの特色でもあると思いますが、「僕」は丁寧体、「俺」は普通体と共起することがほとんどで、中でも後者は終助詞(よ、ね、わ等)や間投助詞(さ、な、ね等)との共起も多く見られました。そして、配信の中で頻度の差はあれど丁寧体と普通体を行き来するのに合わせて「僕」と「俺」も(特に言い直したり変やな〜ってなったりせずに)行ったり来たりする場面が見られました。
これはいずれ公開する(であろう)タメ語使用はてブに詳しく書きますが、普通体使用ってすべてがすべて心的/社会的距離の近さを表すものではなく場合によってはむしろ遠ざけたり聞き手を特定しない機能をもつこともあります。が、いま挙げた終助詞や間投助詞とともに表れる普通体は確実に聞き手に向けた語りかけになっているので、距離の近さを表していると言ってよいでしょう。(ほんまにいまこれゆるっと書いてて正確じゃないのでみなさんもゆるっと言いたい雰囲気だけ受け取ってください)
なにが言いたいかというと、「僕」使用に違和感を持った、というのはすなわち、「俺」使用時の距離の近さでおしゃべりをしていて、なおかつその発話スタイルを変化させないまま話そうとしている、話そうとしている内容的にはちょっと真面目な、officialな話だから普段なら「僕」+丁寧体で話すけれど、丁寧体使用をする気分じゃないから「僕」使用もなんか違うな〜、になったのかな、と考えられるのです。
……言いたいこと伝わります??我ながらぐちゃぐちゃ文章で泣いちゃう。
●「寝れられへん」
かわいい。なんや、寝れられへんって。
あ、以上です。
●おわりに。
熱が冷めないうちに公開したい、と思ったらこんなぐちゃぐちゃの文章しか書けませんでした。悔しい。
もちろんね、話してた内容そのものもすっごく素敵だったし、やっぱり私が大好きな大晴さんだな〜と思って、どきどきしながら聞いていたんですよ。
ただね、こうやって言語学視点で見てこんなにいろんな着目ポイントがあることに気づいたらね、
あれ、あのどきどきってもしかして分析対象を見つけたときのどきどき?吊り橋効果的な??
と、自分のときめきを疑いました。オタクとしてどうなんや。すみません。
大晴さんが今後自発的にもっとことばを追求し始めたらこんなどころではなくなってしまうので、これからの大晴さんが怖いです(まんじゅうこわい)。
では、また気が向いたときに思い出したようにつらつらと書きに来ます。
ありがとうございました!!
大晴さんのメイクレシピはオノマトペの教科書かもしれないお話。
●はじめに。
こんにちは。こんばんは。お久しぶりです。
さあ、書かないでおこうと思っていたのに書き始めてしまいました……
はい、
大晴さんのYouTubeからオノマトペの基本を学ぼう!!
というはてブです。
なんとなく大晴担のみなさまは「たいせーってよくオノマトペ使ってるな〜」と思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は大晴さんのYouTubeをもとに、オノマトペとはなんぞやという話、そして大晴さんがどのようにオノマトペを使用しているかという話、をしていこうかと思います。
●まずオノマトペって具体的になあに?
はじめに、オノマトペがどんなものなのか、概観を紹介します。
オノマトペは,とくに日本語の日常会話において,自然な会話を成り立たせる重要な要素の一つである.オノマトペとは,擬音語・擬声語・擬態語・擬情語の総称であり,音や声の響き,物事の状態や心情を感覚的に表現できる.そのため,一般語彙と比べると臨場感に溢れ,繊細な表現が可能という特徴があるとされる.
―中村(2018)『曖昧なイメージを表現伝達するオノマトペ』より
架線は筆者による
引用の中にも出てきたように、オノマトペ、とひとことに言っても、いくつか種類があります。
擬音語:(自然界の)音を表すことば (例)雨がザーザー降る。
擬声語:(人間や動物の)音を表すことば (例)イヌがわんわん吠える。
擬態語:(無生物の)様子を表すことば (例)窓をぴかぴかに磨く。
擬情語:心理状態を表すことば (例)本番前でどきどきする。
擬容語:(生物の)様子を表すことば
擬音語&擬声語、擬態語&擬容語をまとめて擬音語、擬態語、と分類している論文も多くあります。
私も上記のサイト見るまで擬容語なんて知らなかったわよ……
日本語のオノマトペに関しては、音や見た目のようす、こころのようすを感覚的に表すことができる、ということが言えます。
余談ですが日本語のオノマトペには嗅覚や味覚を表すものってほとんどありませんね〜。
オノマトペについて深掘りしていくと、オノマトペっぽいけど実は語源を遡ると違うもの、とか、っぽくないけど実はオノマトペ、みたいなややこしい話も出てくるらしいのですが、今回は割愛します…
●オノマトペのかたちについて。
上で示したように、オノマトペは音やようすを表します。
でも私たち、小さい頃に具体的にオノマトペを習ったことってないと思うんです。
では、どうして私たちは感覚的にオノマトペの表している音やようすを理解できるのでしょうか。
理解の手助けをする主な要素は2つあります。
①音が持つイメージ(音韻論的要素)
②語のかたちがもつイメージ(形態論的要素)
まず①の音が持つイメージについて、ですが、こちらはよく音象徴というカテゴリで論じられます。
例えば、
阻害音は〈硬い〉、共鳴音は〈丸い〉
無声音は〈軽い〉、有声音は〈重い〉
[o]は〈大きい〉、[i]は〈小さい〉
などなど……

これはオノマトペ以外にも、たとえばキャラクターの名前などにも影響があります。ポケモンの名前とか、分析していくとかなり興味深いんですって……。
「ビーフストロガノフって強そうだよね」みたいな、Quizknockさんの『名前だけランキング』の話もこれ。
さらに、〈可愛い〉を表す音も研究されています。以下の記事では両唇音([p]、[b]、[m]、[Φ]、[w])が可愛いと認識されやすいと言われていますが、具体的な理論についてはまだ議論の中にあるそうです。
次に②の語のかたちが持つイメージですが、まずオノマトペにはいくつか派生型があります。
例えば、なにかが倒れるようすを【ぱた】(このベースとなる部分を語基と呼びます)を使って表すとき、
ぱたぱた/ぱたり/ぱたん/ぱたっ
など、語基をもとに、反復/+り/+ん(撥音)/+っ(促音)などが付与される、といった現象です。
どれもモノが倒れるイメージですが、具体的に思い浮かべるとそのようすは少しずつ違ってきませんか?
こういったかたちがもたらすイメージは次のように言われます。
反復形:音やようすが継続している
「り」:音やようすがゆったりとしている
「ん」:音(やようす)が共鳴している、(音や)ようすが起こったあと結果や余韻が残る
「っ」:音やようすが急に終わる
(諸説あります)
もちろん感じ方に個人差はありますが、こういった子音や母音、語のかたちから感じるイメージにはある程度の共通認識があるとされています。
これは(すべてではないものの)日本語母語話者以外にも同じ共通認識があることが、タケテ・マルマ実験や、ブーバ・キキ実験より言われています。
●オノマトペの使い魔、福本大晴。
さあなんとなくオノマトペの概観を見たところで、本題の、大晴さんの扱うオノマトペを観察していきましょう。
今回の題材は、こちら。
大晴さんのよんもじメイクレシピです!!
まずはみなさん、ご覧あそばせ。
…
……
………
見終わりましたか?
ね、みなさん、お気づきでしょう。


オノマトペめっちゃ多い〜〜〜〜〜〜(大歓喜)
約27分の本編の中で54回オノマトペを使っています。
比較対象があるわけじゃないけど、かなり、多い。
ではこの54回のオノマトペをいろんな視点から見てみます。
①音と表す動作やようすの関連性(音韻論的要素)

今回出てきたオノマトペを子音の観点から見てみると、使用頻度が高かったものはラ行、カ行、パ行でした。
有声音、中でも濁音が含まれるオノマトペは12個(いい差しの「がん」を含むと13個)ありますが、その半数がメイクの工程に関わるものではなく緊張を表す擬情語なのも興味深いポイント。メイクに関わる肯定的なようすを表すオノマトペで濁音が入っているのは「ぎりぎり」「じゅるっ」くらいです。
(あえて"肯定的な"と書きましたが、例えば「べたっ」などはメイクの完成形ではなく避けるべき状態を示していて、その対称性を表すために粘性のイメージのある音を使っていると考えられます。)

また、母音の観点から見ると、ア段の使用頻度が最も高く、次いでイ段の使用が多いことがわかります。
複数回使っているオノマトペもあるので、単純に上記のような頻度だけで分析をしても偏りがあるのかもしれませんが、これらのポイントをまとめたとき、以下のことが言えそうです。
・ラ行(共鳴音)、カ行(無声音)、パ行(両唇音、無声音)が多い
・濁音(有声音)が少ない
・ア段、イ段の音が多い
⇒音象徴の視点から、〈軽い〉〈かわいい〉〈明るい〉響きの音が多い
これは、メイクの工程に表れるものや範囲が物理的に〈小さい〉〈軽い〉ものが多い(粉をはたくとか、ほんの少しの量とか)ことが関係していると考えられます。
母音に関してア段が多い点で、[a]って〈大きい〉じゃん!と思う部分もあるのですが、たぶん〈明るい〉響きの特徴を優先しているのかなあ、と思ってみたり。
メイク用品のネーミングとかを分析してもたぶん似たような傾向になるんじゃないかな……もちぷるティント、とか共鳴音の「も」「る」と両唇音の「も」「ぷ」じゃんね……(たまたま目の前にあったCANMAKE TOKYO)
まあ若干こじつけじゃん?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまで数値的な分析結果ではなく、メイクの話をするにあたって違和感のないオノマトペの響きだよね!ってくらいの結論だと思ってください。
②かたちと表す動作やようすの関連性(形態論的要素)
反復形は30回出てきます。
このうちおもしろいのが、3度繰り返すかたちが6回見られる点です。
反復形って一般的なものは2度繰り返すものがほとんどなのですが、たとえば1:46の「ぺぺぺーっ」は実際に「こことこことこことなんか…」と下地を3箇所に塗るようす(動きは4箇所だったので正確には違う気もしますが)を表すオノマトペであり、こういった場合は反復の回数によってより具体的にようすを表していると考えられます。
持論ですが、この3度繰り返し型、けっこう大晴さんの癖な部分もある気がします。
TAISEIクッキングのときも「パッパッパ」って言ってるし…
反復なしの語基+「っ(促音)」は17回出てきます。
この中には、「どき」「きら」など反復形でも使われていた語基も出てきます。
同じ語基のものを比較してみると、表す音やようすの継続性/瞬時性とかたちが関連づいているものがちゃんと見られます。
たとえば緊張を表す「どき」、10:26, 10:53は買い物中=一定の長さの時間の話をしているので反復形の「ど(っ)きどき」ですが、11:34は店員さんの声を聞いたとき=その一瞬の気持ちを表しているので繰り返しがなく促音を付与した「どきっ」を使用しています。
反例を出すと、25:30の「ぷるっ」と25:52の「ぷるぷる」ですかね……同じ様態を表しているのに反復や促音の有無が違っています。後者は直前に「めっちゃ」って言ってるから様態の程度を反復形によって強調してるっていえば理論付けられそうな気もしなくもない……どうでしょうか……
③興味深いオノマトペたち
ここでは個人的に、そんな使い方ありなんや!?になったオノマトペをご紹介します。
(a)同じ動作なのに違うオノマトペを使っている
大晴さん、ブラシに付けすぎた粉を落とす動作に対して、いろんなオノマトペを使っています。
7:54 「ぽろっ」(長めのブラシを振って粉を落とす)
13:12 「ぱんぱん」(短めのブラシの柄を指で弾いて粉を落とす)
21:54 「かんっ」(短めのブラシの柄を指で弾いて粉を落とす)
このように細かく見ると、1つ目の動作だけ同じ"粉を落とす"でも少し異なっています。また、おそらくですが、1つ目は"粉"に着目したオノマトペ、2つ目と3つ目は"弾く"に着目したオノマトペであると考えられます。
これはもう個人的な感じ方の話ではありますが、この3つ、どれもちょっと意外というか、その動作にそのオノマトペ使うんだ!?になった部分でもあります。
「ぽろっ」はなんとなく固形の丸みのあるものが転がり落ちるようなイメージがあるし、「ぱんぱん」は平面を叩くイメージ、「かんっ」は硬いもの同士がぶつかるイメージで指(爪)で弾くようすにしては少し硬すぎる印象がありまして……。みなさんはいかがでしょうか?
(b)語基【きら】の派生のバリエーションが多い。
【きら】を語基にもつオノマトペを13回使っている大晴さん。
ようすを表す副詞としてだけではなく、ラメシャドウやハイライトを指す名詞として「きらきら」や「きらり」を使用しているのがおもしろいポイントです。
細かく見てみると、使う前の入れ物に入った状態のラメシャドウやメイク用品売り場のようすなど比較的多量・広範囲を表すときに「きらきら」、実際ラメシャドウをつけたときの少量のようすを表すときに「きらっ」「きらん」を使用している場合が多いので、形態論の観点から見ても納得の派生方法。指にとったハイライトを「きらり」と呼ぶのも、反復形で呼ぶほどは多くない状態と判断するとこれ以上ぴったりな呼び名はないですね。
(c)極限まで少なめ=「ぎりぎり」
これはもしかしたら疑似オノマトペ(オノマトペっぽいけど実は違うんじゃ…?な語彙)な気がしなくもないのでおまけ程度ですが……
「ぎりぎり」を辞書で引くと、限度いっぱいでもうそれ以上余地がない様子、と出てきます。時間ギリギリ、とか、よく言いますよね(当方常にギリギリ人生のため口癖)。
15:36の大晴さんの「ぎりぎり」の使い方はこの辞書的意味と異なっている……とまでは言えないのですが、珍しい用法だなと思いました。濃い色のアイシャドウをできうる限りほんの少量つける、という「ぎりぎり」、確かに限度すれすれを攻めていることには間違いないのですが、うーん…………うまく説明できなくて頭を抱えています。説明できないけど、なんとなく、気になる。みなさんはこういった場面で「ぎりぎり」、使いますか?
●おわりに。
ここまで読んでくださったみなさま、ありがとうございます。
さて、大晴さんのオノマトペ、みなさん存分に味わっていただけましたでしょうか。
日常的にもよく使われる「きらきら」「どきどき」といったものから、その場で大晴さんの感覚に合わせて使われる「ぺぺぺー」「ちょっ」など、いろんな表現が回数にして54回出てきたわけですが、細かく見てみるとオノマトペの基本に法っているものが多く、お、おもれーーーー!!!になりましたね。
あと、大晴さんがオノマトペを発してる、ってことが可愛いのかと思っていたけど、発してる音が(音象徴の観点から見て)可愛いのもかなりポイント高いんだな〜と思いました。大晴さん、たのむ、今後も両唇音ばかりをしゃべってくれ。
このあたりの分野、私も専門ではないですし、研究自体まださまざまな方法で進んでいる最中で諸説あり、みたいな部分も多いので、これって違うんじゃ?このほうが合ってるんじゃ?みたいな箇所があってもご容赦ください……あ、よければマシュマロで教えてください(マロ乞食)
https://marshmallow-qa.com/7mfj28seyzewc8c?t=aPSzMN&utm_medium=url_text&utm_source=promotion
これを読んでくださった方が、オノマトペおもしろいかも〜音象徴って楽しいね〜となってくだされば幸いです。欲を言えばエゴサした大晴さんがそうなっててほしい。本人に読まれても恥ずかしくない文章にしたつもりです(自己意識だけは高め)。
では、また気が向いたときに思い出したようにつらつらと書きに来ます。
ありがとうございました!!
●参考文献など
・手軽に聞き流しながらオノマトペを知るならこちら
ゆる言語学ラジオ オノマトペの回のプレイリスト
怪獣の名前はなぜガギグゲゴなのか? ソシュールVSソク ラテス! 【音象徴1】 #27
「ビーフストロガノフ」を悪役っぽく感じる理由は? 【音象徴2】 #28
・音象徴を知ってから見ると楽しい動画
東大生が一番強そうな○○を決める大激論 【名前だけラ ンキング】
(これ以外にも、「名前だけランキング」で調べたらこのシリーズ何個か出てきます全部おもしろい)
・身近な題材から音象徴を知る論文
川原繁人・桃生朋子(2017)「音象徴の言語学教育での有効利用に向けて: 『ウルトラマン』の怪獣名と音象徴」
熊谷学而・川原繁人(2019)「ポケモンの名付けにおける母音と有声阻害音の効果」
川原繁人(2019)「プリキュア名と両唇音の音象徴」
・音象徴やオノマトペについて詳細を学ぶなら
田守育啓(2002)『オノマトペ 擬音・擬態語をたのしむ』岩波書店
丹野眞智俊(2003)「日本語音韻における音象徴の存在」
吉岡ちさと(2004)「日本語の母音における音象徴の研究」
薛 他(2017)「粘性オノマトペは視覚的嫌悪感を変容させる―「べとべと」と「さらさら」を用いた検討―」
中村剛士(2018)「曖昧なイメージを表現伝達するオノマトペ」
大晴さんの未来が晴れるように祈るお話。
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大晴さんの健やかな眠りの一助になるなら、私は何度だって盲目にも似た愛情を垂れ流していくよー。
だって私、大晴さんのおかげでいま本当に、冗談も忖度(忖度?)もなしに、人生でいちばん自分のことを大切に生きているんだもん。自己満足なのは承知の上で私ができる恩返しはこれだけ。
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"アイドル"という肩書きを自ら奪い返して帰ってきたこと、私は当たり前に思いたくないし、太陽のような笑顔の裏に絶対に誰にも見せずに墓場まで持っていく苦しさや葛藤があったであろうことを私は忘れたくない。
ツアーよんもじにはじめて参戦したとき、もっと大きな場所で沢山のひとに愛される大晴さんが見たい、と思ったと同時に、本当はこのまま、この小さな箱で私たちだけの目に見える場所だけで、異常なほどの甘々な空間を続けていたい、とも思ってね。福本大晴がいかに素敵なにんげんかを理解しようとするひとだけが理解していればいいのに、それ以外の意見や視線なんてシャットダウンできる場所に居続ければいいのに、って。
でも私の、私たちの好きでいる福本大晴はそんなにんげんじゃないことも、知ってる。
戻ってくるだけじゃない、アイワナTシャツの背面の、35.7056232 "N139.7519190 "E や、雑誌で大きな場所を明確に目標を掲げるような、赤の他人が見ても大変そう〜て思うほどのでっけえ目標を口に出し、キラキラもちもちの笑顔の下に野心をギラつかせているようなにんげん。
だから私はこのひとのこと大好きなんだ。
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過去に触れないのは、たぶん、どんなかたちで触れたところできっとファンは彼の味方をするから、そうなることで自分が意図せず被害者面をしてしまうことを避けるためなのかもしれないな。
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アイドルとして当たり前なのかもしれないけれど、ライブもMVもSNSもキラキラな姿を全面に見せてくれる陰で、よんもじPPVのコメンタリーや密着のとき、不安もめちゃくちゃあった、って話してたり、今度のクリスマスデートとライブの会場の大きさに怖いって呟いたり、大晴さんはきっと挑戦のたびにそういう震えを感じているんだと思う。戻ってくる選択をしたときからずっと。
言い方難しいけどさ、戻ってこなければ、大きな場所を目指さなければ、必要のない不安や恐怖なはずなのに、そんなこと始める前からわかってるはずなのに、それでもいまの大晴さんはどんどん、オタクを置いてくくらいの勢いで前に上に進んでいっていて。応援してる私でもしばしば意味わからなくてついていけなくなりそうなくらいのスピードで進んでいきながら、震えと戦っているんだと思うと、
誰がその覚悟に口出しできるって言うんだよ。
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これは本当に盲目オタクのひとりごとだけれど、好きで居続けるべきなのかモヤモヤしているファンを解放しようとしてくれてるのかな、って思うこともときどきある。いまの全身全霊の姿を見たら、ついていくにしろ離れるにしろ、モヤモヤが晴れるファンもきっと多いと思うから。1人残らずもう一度ついてきて、じゃなくて、もう悩まないで、って言いたいのかな、って。
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私は、いまの、セルフプロデュースをして作詞や作曲にも携わり、自分の思い描くアイドル像を自ら体現する福本大晴さんのこと尊敬している。スタッフさんやファンからの愛情に笑顔や涙をみせる姿を愛おしくかんじている。しんどいときや逃げだしたくても逃げ出せないときの心の拠り所になろうとしてくれること、心強く思ってる。"いま"だけでこんなにいろんなかたちの好きって気持ちが湧くくらい、素敵で魅力的なにんげんである大晴さんを応援できること、幸せなんだ。
誰より尊敬するひとだから、そんなひとを好きな自分を誇らしく思うために私も私自身に自信を持ちたくて、そう思って過ごしてたらいま自分史上最高に自分を大切に生きることができてる。
すごくない?この文脈フル無視なポジティブさ。
まあ、こんな文章ご本人に読まれたら地に穴掘って埋まりたいくらいではありますけど、でもこうやって愛情を向けることで、大晴さんの挑戦に降りかかる不安や恐怖や負の感情をすこしでも軽くしたり、それ以上のウクウク!!を生み出せるならオタクとしての本望ですし、もっと自分のことも好きになれそうです。
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晴れ男の大晴さんが大事な日に晴れるように祈るのといっしょに、私はあなたの進む未来が晴れるように祈り続けるよ。